Phase 1 ■簡単スペック
参考資料:「思い出の木曽森林鉄道」(郷土出版)、王滝・三岳・開田各村誌・各村政要覧ほか 参考サイト:林用軌道跡解体新書 西野川線 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
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この西野川線は、よく開田線とも表記されているが一体どっちが正式なのだろうか?この路線は、王滝線の大島停車場から分岐(いきなり降下していく面白い軌道)し、果ては現開田高原のマイヤスキー場や末川とつづいている。西野川・王滝線は木材輸送のほかにも、住民の添乗・観光客乗車も認めていた為、地理的には木曽福島町(現木曽町)の商業圏となってもおかしくない三岳・開田・末川・西野の各村は、上松町とつながりを深くしていったようだ。ちなみに、1937年(昭和12年)ごろには運材列車は3往復/日あり、住民の添乗は運材台車や丸太の上にしがみついていたらしい。その為、事故も多かったらしく運材列車最後尾に幌車を付けそれにあてたそうだ。その後利用者が増加した事から運材列車とは別に2往復/日の人用列車を運行し、一部には観光客も載せたらしい。小中学校の旅行では事前申請があれば臨時列車運行の便宜も図ったとうエピソードもある。なかなかやるもんだ営林署も・・・ |
Phase 1 西野川線 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
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