◆ 木曽森林道鉄 与川線 (上山沢線・下山沢線)
更 新 日:2005年05月16日
訪 跡 日:1999年 4月30日
       2004年4月24日
 5月3日、5日
区間距離:三留野(現南木曽) −小川野平(与川線)
区間距離:小川野平 −小タル沢(上山沢線)
区間距離:小川野平 −下山沢(下山沢線)
開業:1932年(昭和7年)  廃止:1962年(昭和37年)
参考:森下 定一 著 思い出の木曽森林鉄道より
協力:南木曽森林監督署
 
◆与川        
与川線跡は、南木曽駅東にある貯木場を南進し和合で蘭線(あららぎ)と分岐します。ほとんどが林道化していますが、所々に跡地が残っています。小野川平地区でさらに上山沢線と下山沢線に分岐しており、下山沢線に至っては更に分岐の跡がありました。ちなみに国有林に入る際は許可が必要です。 どこ製か、確か控えたのですがメモを紛失。南木曽の郷土資料館に屋外展示されていました。この南木曽地方、電力王と言われた福沢桃介ゆかりの桃介橋や読書発電所など近代化遺産として国の重要文化財となった施設が数多くあります。
南木曽にあった林鉄の解説があります。 南木曽(旧三留野)の貯木場です。構内には林鉄時代の遺構は残っていないそうです。右の道路が林鉄の路盤跡。レールを利用したガードレールがあります。
貯木場から南進する林鉄の路盤跡 和合(たぶん?)の分岐点です。ここから右へ蘭線。左へ与川線と分かれていきました。
分岐からしばらくすると小さな沢にでくわします。手前にあった土木作業場の方の話では、当時の路盤をそのまま林道にしているとの事。橋台跡はそれらしい雰囲気があります。 右手に伸びていく路盤が林鉄跡地です。ここをたどって行こうとしたら、近くの人に叱られてしまいました。なんでも、春先は山菜を盗りに来る人が多いそうでしっかり間違えられてしまいました。
三留野地区にある東山神社の手前をカーブする路盤跡。この先は歩いていないが、当時は格好の撮影スポットがあったとの事。 左の写真の出口?ガードレールのある道の上にある路盤が廃線跡だそうだ。
 
◆与川        
 
 
 
 
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