New Zealand Disused Railway
 
◆ 東海岸メイン鉄道旧線の廃線 (Ex North Line / East Coast Main Trunk Railway
 
 海外スキー&廃線の旅2012夏は、ニュージーランド北島のファカパパスキー場に行った。自分の旅はメインがスキーで、悪天候時のバッファとして海外廃線を入れているのだが、ここ数年の南半球スキーは、スキー1日、廃線4日という感じになっている。もしかして、気づかないうちに、鉄道廃線の旅がメインになってるのだろうか??
 
 さて、ニュージーランド廃線の旅2012 第4回は、イーストコーストメイントラック鉄道のタウランガ-ワイヒ-パエロア間の鉄道廃線を探訪してきた。この路線の情報がネットでもなかなか落ちていない為、さっぱりわからない。ワイヒの街からゴールドフィールズという観光鉄道が出ているので、そこからいろいろと情報があるものだが、これがまた無い!困ったものだ。しかしグーグルマップにはしっかり出ているので、行ってみた。
 
 ルートマップにある赤点線が今回の取上げ路線であるが、ワイヒ(Waihi)の街の手前、シェリー湾(Shelly Bay)辺りから結構な登りになっていて、グーグルマップの写真版をみると、ループを繰り返して上まで来ているようだ。しかし、個人農地になっており、アクセスができない。またこの路線は、過去2008年に行ったテムズ支線のパエロアの街で合流している。わかる範囲ででは、オークランドからの東海岸メイン線として1900年に着工、開設が1905年11月でパエロアからワイヒまで、最終的には1928年に別項で取上げているタニーチュアまで伸延したようだ。ニュージーの鉄道サイトをいろいろみていると、北ルート線というような記述がある。閉鎖に関しては、この路線は急峻な山々を抜ける為、貨物・旅客輸送に制限があったらしく、1978年9月12日にカイマイトンネルルート(ルートマップで言うとJunction-Mrinsville間の路線)が開設されると、そちらにとってわかられたようで、1980年代に廃止されたらしい。つまり東海岸線メイン線の旧線という事になるようだ。
 
  取扱いは、メインが金鉱をメインとした鉱物資源貨物で、現在は観光鉄道が走っているが、その沿線には金鉱跡が多く残っている。また旅客業務も行っていたようである。
 
 
 まー、そもそも海外まで行って鉄道廃線を見てるというのも、なんだねぇ~

 
 
 
 参考資料:「Wikipedia
 
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 初回探訪日:2012年08月18日
 初回掲載日:2012年11月18日
 
簡単マップ ルートマップ
ハイライト1 ハイライト2
 

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① 廃線敷は完全トレイル路化されている。パエロア方向をみています。 ② ビクトリアバッテリー(精錬所?)に残る鉄橋跡。
③ ビクトリアバッテリー内を通っていた廃線跡。このレールは、このビクトリアバッテリーの周遊用です。 ④ トレッキングルート化している木橋跡。
⑤ ④の橋。ここにはレールが残されている。 ⑥ ビクトリアバッテリー方向をみています。
⑦ やはりトレッキングルート化!この先数キロにわたってこんな感じ! ⑧ オヒニムリ川に再度鉄橋が出てきました。
⑨ 別角度から! ⑩  カランガハケ峡谷の1kmトンネルがあります。
⑪ トンネル内部の様子。⑨の方向をみています。 ⑫ トンネルを出るとすぐに鉄橋があります。
⑬ ポータルです。 ⑭ 鉄橋は一部しか残っていません。
⑮ ⑭の反対側、パエロア方向をみています。 ⑯ 別角度から!鉄橋部分は車道側のみ残っています。手前側で車用ブリッジの上を走っている。
⑰ ⑮の先をみてみました。 ⑱ ⑰の先は築堤が崩されていますが、なんとなく残っていますね!
⑲ ワイキノの駅カフェにあった写真です。ちょうど⑰と同じ方向です。 ⑳ これは⑯の方向です。
21 パエロアの郊外に残る築堤跡。右がパエロアの方向。 22 パエロアの街直前。この先(右)に2008年に取上げたジャンクション(⑧)へ合流する。この路線はこれでおしまい!
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