善光寺白馬電鉄(善白鉄道) 
 
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■簡単スペック
開   設  1936年 11月 廃   止  1944年 1月 撮   影  2006年 2月27日/5月2日
総 延 長  7.4km
 
 善白鉄道は、長野市の善光寺と白馬村をつなごうとした路線。1936年(昭和11年)に南長野〜善光寺温泉口間6.4kmが開通し、翌年にはに裾花口まで1km延長した。電鉄というものの将来的に電化へ移行する計画だったようでガソリンカーが走っておったそうだ。1944年1月、戦時下の国策により廃線に追い込まれた路線。2004年の長野五輪のことを考えるとこの路線があれば(時間的な面は考えて言っていない)長野市−白馬間のアクセスが違っていたかもしれない。
 この路線跡は2回トレースしたが、時間的・天候的な面からいくつかのポイントを探れていないのでもう1度調べる必要がある。しかし愛知から長野市は遠い!っていうか長野県縦に広すぎ・・・
 
参考サイト : アッピーのHP / Rail & Bikes
 
 
■善白鉄道    
 
@ 善白電鉄の路線マップ(第1部)です。 A よくみかける写真ですが、現在も社名同じで運送業を行っているそうです。電鉄ですね、ページ最初のロゴが鉄道で間違ってしまいました。
B 一応社員の方には撮影OKをもらいましたが、ここが南長野駅跡。ここが善白に起点です。写真中央方向に軌道が延びていました。 C 国道117号線のみすず橋にあったトンネル?(閉鎖中)のポイントです。写真左がBの写真にあたります。
D Cの反対側はこんな感じです。 E JR線から大きくカーブし裾花川へ向かうポイント。正確には、歩道と塀のあたりのようだ。
F R19の交差点付近にある橋梁跡。道路整備の時によく撤去されなかったなぁ〜と感心!?右手に見える石垣も当時のものなのか??? G 別アングルで!左の橋梁には、ガーダー固定のボールネジが・・・ちなみに、この先の国道には踏切跡などは一切なかった・・・
H 国土地理院の空中写真からすると裾花川堤防道路よりも一歩内側になっているので、この駐車場とその先の道路が軌道跡となる(はず)。どこぞの学習塾のビルの裏です。 I 山王駅の跡です。どこがホームで、どこに軌道が入っていたのかはよくわかりませんね。左手にきてたのでしょうけれど・・・
J 階段はしっかり残っています。 K 妻科駅跡付近・・・特定する物がなかったので確証を得れない。路線がここを走っていたのは空中写真で確認すみ。
L 昔の橋梁なのだろうか? M さらに進むとコンクリ性の橋がでてくる。当時のものを使っているのだろうか?
N Mの橋を道路上からみているが、左側が拡幅してある。という事はMの橋が当時のもの・・・? ん?あの車は・・・ O 第1花裾川鉄橋(仮名)があったとされる場所。現存の橋の左の石垣あたりから手前方向に鉄橋があったとされる。現在はまったく痕跡なし!
P 長野商業高校野球部グランド裏に残る橋台跡。これを勝手に第2花裾川鉄橋と・・・ Q 近くでみると結構大きい。
R 反対の茂菅地区からみた橋台。 S もう一丁!
 
■善白鉄道   
 
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