Disused Railtrail in Australia
 
■オーストラリア・ヴィクトリア州 オーブンズバレー鉄道(Ovens Valley Railway)
 
 今回の取り上げ路線は右図でいうと@の路線で、本来の目的であるスキーが天候などの関係で滑られない場合に、廃線探索しようとしていたモノ。そのための準備をしていたのが逆に祟ったのか、スキーは初日を除いて天候アウトで、廃線探訪になってしまった。
 
 この路線は、1980年にワンガラッタから建設開始をし、1990年にブライトまで全通した。廃線時期は旅客・貨物共1982年。貨物は主に乳製品、畜産、鉱石の運搬で、旅客はブライトの手前にあるポレパンカーの街でマウント・バッファローへの行楽客を取り扱っていたようだ。廃線理由は、この路線の維持費が高く、廃止となったそうだ。ちなみに、エヴァートンでビーチワース線と分岐しているが今回は探訪していないので詳細はカットします。(ブライト・ミュージアムへ問い合わせにより)
 
 現在は、この路線及びビーチワース線のほぼ全線に渡ってMurray to Moutains という名のレイルトレイル化されている。
 
 オーストラリアやニュージーランド、カナダでは鉄道廃線敷を整備してサイクリングやトレッキングルート化しアクティビティーとしている。これをレイルトレイルと呼んでいる。意外と多くの人がサイクリングしていようだ。
 
 
 参考資料:「google map」
 
 
 オーブンズバレー鉄道の廃線   
 
 初回探訪日:2010年8月10日−11日
 初回掲載日:2010年10月2日
Page 1
@ 簡単マップです。このページでは Bowser から Everton までを取り上げています。 A Vライン北東線から分岐した廃線跡。中央左から手前方向にカーブしてきています。背後にVライン線があります。
B 枕木が残っています。 C Bowser 駅跡に伸びる軌道跡。グーグルマップではレールが埋められていなかったのだが・・・
D レイルトレイルとしての駅ポイントとなっている。 E 分岐側をみています。左のトレイル路が廃線跡。
F 今の駅舎もどき!昔はここにちゃんとしたのがあったようだ。 G 右にカーブしていく軌道跡。この先ロンドリガン(Londrigan)、タウラウィンギー(Tarrawingee)の駅跡があるハズだが、時間の都合上とトレイル化し遺構が望めない事から探訪していない。
H エヴァートン駅跡に新駅舎です。ボウザー方向を見ています。 I 駅前跡が右。
J 写真だとわかりにくいが、ホーム跡がなんとなく残っている。左から中央方向にあるトレイル路が廃線跡。 K 駅舎でもあったのだろうか?建物の基礎が残る。
L 車止めがホームの上にある。移設したのか? M ブライト方向へ伸びる廃線跡。この写真の中心部分でビーチワース線(Beechworth)と分岐(左)する。
N ビーチワース線と分岐した廃線跡。左の築堤がビーチワース線跡。 O トレイルに残る煉瓦製の小アーチ橋跡。
P こちらはビーチワース線の小アーチ橋跡。 Q 左がビーチワース線跡、右がオブンズ・バレー鉄道跡。
R レイルトレイル化されて魅力半減の廃線跡。エヴァートン方向をみています。 S Rの反対側。
番外編1 Qの先、ビーチワースに向けてまっすぐに伸びる廃線跡。こちらの路線もレイルトレイル化されています。 番外編2 分岐点にあった砲弾モニュメント?それとも鐘モニュメント?一体なんだろうか?
番外編3 レイルトレイルの案内板その1 番外編4 案内板その2
Page 1

オーブンズバレー鉄道の廃線   



▲このページのトップへ戻る

 
 
 
Index / Disused Rails Top
 
 
Australia Disused Railtrail.