◆ カンダンチュ( Candanchú )
 
 海外スキー2012/2013はピレネー山脈のスペインとフランスのスキー場めぐりの旅に行って来ました。
 
 2010年の冬、この地を訪れた時の道中にもう一つの趣味である鉄道廃線があり、偶然の遭遇だった為に、廃線トレースができず、ずっと気になっていた。それから3年、年末年始の海外スキーの目的地選定で、鉄道廃線も楽しめるこの地を選定した。もうどちらが旅の主目的なのか?わからなくなって来ている。
 
 スキーという視点の戻って見てみると、このスキー場はスペインのアラゴンスキーエリアにある。詳細は2010年の時に記載したページにあるのでそちらを参照してもらえば幸いだ!
 
 スキー場のスペックは、ゲレンデトップがトゥカ・ブランカ(Tuca Blanca)の麓、2,400mで、ベースは1,541m。リフトはチェアリフト7基、サーフェースリフト16基でコースは45本とある。例によってリフト距離、コース長が長いので、スキー場スペックよりも大きく感じる。感覚的には栂池+岩岳ぐらいか?!しかし積雪があればどこでも滑られるので実際はもっと広いのだろう。
 
 スキー場は、Pista Grande、Tobazo、Rinconada、Tucaと大きく4つに別れている。この中でPsita Grande の東サイドは、緩斜面のボウルになっており初級者天国になっている。西サイドは中斜面の構成だが、自分が行った時は氷のゲレンデになっており、かなり怖かった。Tobazo エリアは中急斜面が延々続くエリアで、Tobazo 1リフトは、このエリアのベース部にあるリゾートビレッジから直接出ている。Rinconada と Tuca両エリアはTobazo の山裏にありベースから見えない。Rinconada はバックカントリー風なエリアで、ピレネーの岩山景色が綺麗だ。またTuca は、フランスとスペインをつなぐソムポルトトンネルの上にあり、完全雪不足だった今回でも豊富な積雪量のエリア。(凍っていたけど・・・)、ここはスキー場トップでもあるので、美しいピレネーの山並が広がる景色が見られる。 と思っていたが、高い山が近くでそびえており、部分部分しかみられないのがやや残念。
 
 景色という点でいうと、Tobazo エリアトップからTuca エリアへの連絡リフトからの景色がなかなか迫力がある。あとは前述のRinconada の岩山景だ。
 
 今回は雪不足で半分ほどのコースが滑走できず、ちょっと残念。
 
 レンタルスキーは、駐車場の北端にあるスキーセンター1Fの奥にある。ちょっとわかり難い場所にあるが、英語がまったく通じなくてもなんとかなる。パスポートコピー提出でなんとか借りられた。その2Fにカフェテリアがあるが、完全なファーストフードで、うまいもマズイもない。チケットセンターは駐車場の北東にあるが、ここもまた英語が通じないが、ゼスチャーでなんとかなった。まー大丈夫。
 
 アクセスは、ハカ(Jaca)の街からクルマで約30分で、スキー場やリゾートまでは道も広く高速道路並みで、除雪融雪は完璧だ。ただスペインスキーヤーのクルマの速度が速すぎて、馴れない道を無理やり高速運転させられる羽目になるので、ちょっと頑張ろう!駐車場は、9時ではかなり前のほうに停められる。昼には満車となっていた。
 
 ビレッジはさっとしか見ていないが、ほとんどホテルとレストランばかりで、お土産屋などは1件しかない。ホテルはどこも綺麗な所ばかりだ。
 
 ちなみに、行った年末年始は完全な雪不足で半分弱しか滑られなかったが、2月中旬の公式ページをみてみると、ベースで140cm、トップ400cmとあるので、2月以降に行くのが良いのかもしれない。
 
 
 
 ・スキー場写真集
 
 
 ・スキー場公式サイト
 ・スキー場トレイルマップ
 
 
 
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