オーストラリアの廃線 2006/09/09 update
Austrarila NSW Canberra - Bombala
■オーストラリア NSW州 キャンベラ・ボンバラ間の廃線

 2006年の8月は、OZへスキーに行った。首都キャンベラを通過し宿泊地のジンダバインへ向かうハイウェイに併走して廃線が延びている。最初は営業線だと思っていたが時折見える通信柱が傾いていたりしたので、もしや?と思ったらやっぱり廃線だった。もうこの時点で旅の半分がスキーから廃線探求に変わったのは言うまでもない。

 この鉄道がどういった役割を果たしていたのか?は正確にはわからないが、後に出てくる客車や牧場内にひっそりとたたずむ駅舎らしき跡からすると、Canberra から Bombala までの旅客と羊毛、牧畜の搬入出に使われていたようだ。どれぐらいに廃線になったのかは、Cooma 駅舎跡にあった説明文を翻訳中なのでいつか載せたい。

 オーストラリアには廃線跡は沢山あるようで、地図をみると Disused Railway と表記されているのが至る所にある。廃線ファンにはたまらないが、廃止後何十年もたっているのに営業線っぽくみえるのでちょっと物足りない。今回取り上げている Canberra - Bombala 間だがこの辺りの観光マップをみると Canberra-Michelago 間は営業線、Coomaエリア内は観光線、後は廃線となっているが全線廃線になっている。実際交通量の多いハイウェイにあったはずの踏切がほとんど撤去されているのでそう言える。

 ちなみに、ほとんどの跡が個人の敷地内にありなかなか近づいていくことができなかったのが残念だ。

■撮影 2006年 8月12・14・16日

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@ オーストラリアの略地図です。図中右下のキャンベラ−ボンバラ間の廃線跡が今回のレポです。 A 廃線区間の略図です。地名は土着の発音が強く何てかいたらいいかわからなかったので英字表記です。Tumutの廃線は別ページに載せます。
B キャンベラエリア内の廃線跡。通信柱が廃線を物語っていますが、それ以外は現役に見えます。写真奥がキャンベラ、シドニー方向。 C 道路には踏切の面影は一切ありませんでした。Canberra までずっと延びています。
D 草地に残る廃線跡。 E Canberra - Michelago 間にあった行き違い施設?随分と短いが・・・ちなみにこの中は私有地化されているので近づいてみる事ができませんでした。
F 農道にあった踏切跡は、土に埋もれてしまった。 G 踏切跡からMichelago方向を望む。単純に丘をくり貫いている。
H 踏切からMichelago方向にある木橋跡。 Iハイウェイからはこんな風に見えます。しばらくこの築堤が続きます。
Jハイウェイからはこんな風に見えます。しばらくこの築堤が続きます。 K Michelago 駅手前の小橋。

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