第1回 ワイン初級者が行く! 
■イタリアワインとは? 
 ワインと聞くとすぐに思いつくのは、やはりフランス産ワイン。しかし地中海の温暖な気候の恩恵に預かったこの国は、毎年フランスと争うほどの生産量があります。有名な銘柄では、バローロやバルバレスコ、ソアヴェといった所が耳に覚えがあるのではないでしょうか?すべてのワインを味わうには人間どれほど長生きしないといけないのでしょう?!


イタリア地図

■イタリアワインの格付
 イタリアワインには、国が定めた格付けが存在します。上から統制保証原産地呼称のDOCG(Denominazio di Origine Controllata e Garantita)、統制原産地呼称のDOC(Denominazione di Origine Controllata)、地理表示のIGT(Indicazione Geografica Tipica)、一般的なテーブルワインのVDT(Vino da Tavola)と4つのクラスが制定されていますが、IGTワインでもDOCGやDOCよりも美味しいワインが数多く存在するようです。しかしながらこういったモノは「好み」によって大きく左右されるので、目安として捕らえておくのが一番いいのでしょう。ちなみに、今の自分はバローロを何種類か飲んでみましたが、いや〜んって感じでした(?)
 

■ワインの名前がよくわからない
 イタリアのワインラベル(エチケッタ)は見ているだけでも楽しい。実はこれがワインにはまったきっかけなんだ。アルコールダメダメ人間だったので「衝撃的な味との出会い」なんてものはあるわけもないからね!欧州かぶれの肉団子には、欧州イメージがダイレクトに来るエチケッタに魅了されたのであ〜る。(いつまで持つか・・・)
 このエチケッタにはそのワインに関する全ての情報が載っているとされている。だが初級者の自分にはエチケッタを見ると何がなにやらでさっぱりわからないのである。例えば右のエチケッタを見ると ANSELMA とデカデエカと載っていよね!そっか、これはアンセルマというワインなのかぁ〜と思ってしまったのだが、やっぱり間違っていたようだ。いろいろワイン本などを見ていると一番デカデカとアピールされているのはブランド名で、次ややデカ表記されているのがワイン銘柄、ワイン名の下には格付けが表示されるそうだ。製造手のアピールも大きく表示されている。
 これらを参考にまとめてみると、BAROLOワインのANSELMAというブランド名でFAMIGLIAが作ったワインとなる。(なんだか日本語がおかしい) 年号はブドウの収穫年を表しています。ちなみに、イタリア料理店の人の話だと97年と2000年がイタリアでは当たり年とか!!
2006/03/11 up




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