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◆ カラコル ( karakol / Каракол ) 2018海外スキー キルギススタン トリップ Day3 はカラコルに来た。 首都ビシュケクからクルマで東に約7時間ほど行った所にある街のスキー場で、キルギス最高峰かつ最大のスキー場である。 ロケーションはカラコル市内から南に約11kmの位置にあり、名前がわからないが国立公園の中にある。 スペックはSkiresort.infoサイトとスロープマップによると、ベースが2,300m、トップが3,040mとなっていて、初級4km、中級8km、上級8kmのスロープ構成で総滑走距離が20kmほどの中型部類のスキー場になる。日本で言うと高鷲、ハチ北、雫石ぐらいの大きさ。ただしこちらのスキー場も自己責任で好きに滑って!という所があるので、スベッてみると結構広く感じる。 またゲレンデトップから東にトラバース&ハイクすると3,450mからの滑走が可能のようだ。 リフトはチェアリフトのみ4本でスキー場をカバーしている。スピードはかなりゆっくりなので、降雪後などはちょっとヤキモキするかもしれないが、搬器の横ギリギリまで樹木が来ているのでなかなかワォッ!なリフトライフが楽しめる!!ちなみにリフト1日券は土日が1,200ソム(約1,800円)で平日が900ソムだった。日本人からすれば安いかな?! スキー場のビジネスアワーだが、諸説あって9:00-16:30とオフィシャルにはあるが、実際は8:30から営業していたりする。またゲレンデトップまで行くリフトは10:00オープンとなっている。リフト券は日本でも最近でてきたカード磁気式。 コースに関してはスロープマップを下から見た状態で言うと、高速ロングターンが楽しめるのは右のリフトの右にある水色の中級コースのみ。幅広で30°手前の急斜面があるので楽しい。圧雪も段差がややあるものの滑りやすい。ビギナーには左の下のリフト沿いがなだらかで楽しそう。 パウダーを滑りたい人は、左の中腹から山頂まで出ているリフトに載り、右手に行くと距離は短いがそれなりの斜度で楽しいパウダーランができる。左手に行くとボウル状の程よい斜面があるがあっと言う間に終わってしまう。さらに左に黒いコース(紫の下)は途中までは森林限界のオープンバーンだが、下部が自然のままのツリーランで進退窮まる事が多く、あれ?間違えた??とかなり不安になった。(一人で且つ周囲に他の滑走者がいなかったので・・・)。 最終的には左下の水色コースに降りる事ができるのだが、ホッとするのも束の間!なんとゆるやかな登り坂のリターンルート(林道なんだろうね!) ツリーランを楽しみたい人は右のリフトの山頂駅から左方向(東)へトラバースするとそこから下全域が中斜面のツリーランになる。最終的に右のリフトの中腹から左へ伸びる初心者コース(緑)へ出るのでコース感を掴んでくると安心楽勝。右のリフト沿い左側も同様! 景色はハッキリ言って絶景だ! 少々曇り気味だったものの、欧州や日本とちょっと異なる景色だった。スキー場西南東面にある4,000-5,000m級の山々は欧州で良くみる尖った険しいタイプで、北面には遠くにはアラトゥー山脈(天山山脈)が見え、手前には中央アジ特有の丸みを帯びたやさしい感じの山がある。これに新雪(日中どんどん融けていったが)を冠すると非常に癒される感を得る事ができる。正直見とれてしまう美しさだった! アクセスは、カラコル市内周辺は舗装されて並木のある雰囲気の良い道を通るが、国立公園エントリーゲート(有料:250ソム)あたりから、未舗装、雪や雨で荒れたオフロードになる。自分が行った時は朝まで降雪があったので、除雪車が出ていたのである程度整備はされるが、途中スタッドレスタイヤで登れないクルマもいた。駐車場はそんなに広くなく1日100ソムかかるが、そもそもクルマで来る人は少ないようで、ゲレ食時に相席だったイギリス人は街のホテルからシャトルで来ていたし、マルシュルートカ(ミニバス)が出ていたりするので、そんなに混んでいない。 宿泊は、スキー場のベース部とゲレンデ下部エリアにリゾートホテルがあるが、自分はカラコル市内の宿を取って起点とした。ノマッド(Nomad)、カラガット(Karagat)、カラバン(Caravan)に1泊ずつ泊まったが、カラガットホテルが全てにおいて良かった。 ・スキー場写真集(4Travel旅行記ページへ) ・カラコルスキー場公式サイト ・カラコルスキー場トレイルマップ このページの上部へ戻る |
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