◆ ヴァル・セニ （ Val Cenis ）   　2015/2016 欧州スキーは、フランススキー！　が、とても辛い経験になった！　このシーズンは日本でも暖冬の影響でヒドイ状況だったが、フランスでも１月の中旬までひどい状況だった。（中旬から雪は豊富に降ったようだが、雨も結構降ったらしい）   　本来ならこのスキー場に来る予定はなかったが、この界隈では、こことトロワバレーのバルトランス（Val Thorens）しか雪が無かったので来てみた。　海外スキーの際に良く利用しているスノーフォーキャストでは80cmの積雪量だった。他は30-50cmぐらいで、メリベルやクールシュベルなどもそれぐらいだった。 　   　さてこのスキー場についてだが、ローヌアルプ県の東端に位置しておりイタリアとの国境に接している場所にある。ヴァルディゼールの東南、ラプラーニュの対面の位置関係となる。スキーエリアは、ヴァノアーズ（Vanoise）やオートモーリエンヌ（Haute Maurienne）という表記があるが、良くわからない。サヴォア（Savoie）エリアには間違いないと思う。 　  　 スキー場の構成は２つに分かれており、ひとつがメインエリアのLanslevillard、もうひとつがテルミニョン（Termignon）。　総滑走距離は２つ合わせて125kmとなかなかデカイ！初級73km、中級42km、上級10km、索道はゴンドラ2基、チェアリフト13基、サーフェイス（Ｔバーなど）13基、計画中が3基。ゲレンデトップはLanslevillardエリアの2,800m、ちなみにテルミニョンのトップは2,465m、ベースはテルミニョンの1,300mとなかなかスペック！！ 　  　 と、結構なスぺックなんだが、今回はスキー場の約75%程がクローズ！完全な雪不足だ。オープンしている所も石見え、草見えで2年目の板裏がえらいこっちゃ！となった。TSF4METリフトを降りた2,800m地点からは、イタリアサイドの雪山景色と人造のセニ山湖が見えて、こちらはなかなかスゴイ！ 　  　 アクセスは至って簡単モダーヌ（Modane）からほぼ一本道でD1006号線を北上する。道路は融雪除雪がしっかりされている。（凍結路はあったので注意を！）　自分は、サンミッシェルヴァロワール（Saint Michel Valloire）に滞在したので、クルマで約50分で到着した。グルノーブルやシャンベリーからだと約2時間。ちなみに、グルノーブルやシャンベリーからだと、手前に有名なトロワバレーのバルトラン（オヘル）やセニよりも大きなスキー場があるのでそちらに皆さんお出かけのようで、こちらにはそんなに流れてこないので、運転しやすかった。そういった意味でも日本人やアジア人には出会わなかった！ 　  　  リゾートビレッジは、どちらも小さくロカールな感じで、派手さを好む人にはやはりトロワバレーやラプラーニュ、ヴァルディゼール・ティーニュなどに行くと良い。テルミニョンは古風なので落ち着いた雰囲気でゆっくりしたい人には最適かもしれない。 　  　  　・スキー場写真集（4Travel旅行記ページへ） 　  　  　・スキー場公式サイト 　・スキー場トレイルマップ 　  　  　このページの上部へ戻る
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