オーストラリアスキー 2014年はヴィクトリア州ホッサムでスキー!! マウントホッサムスキー場

◆ マウント・ホッサム( Mt.Hotham )
  
2014 オーストラリアスキー Day2はホッサムスキーリゾート。
  
 あぁ、気持ちイイ!雲ひとつ無い天気!締まった雪!適度な斜面! スキーってなんで楽しいんだろう!? と思った瞬間「こけた!」 落下していくーっ! あぁぁぁぁ停まらないぃぃぃぃぃ  必死で雪面を五十肩で掴もうとするけど、全然停まらないっ! やっとコブにひかかって停まったと思ったら、五十肩(左)がイタイ、シビレル~、力が入んないっ(涙)
  
Austria Ski Resort Map 日本でのスキーシーズンが終わって3ヶ月。乱れた食生活で、ぐーたら人生を過ごしてきた為、体力もない!こけた事で身体がショックを受けていて、なかなか立ち上がれない! 足を見るとスキーの板が2本とも無い! 上をみると3mと5m先に板がある。 でもやっぱり体力がない! 誰か来たら拾ってもらおうと、待つ事20分!誰も来ない!! 次の目的に行く為、時間もない。なんでこんな無い無いづくしなんだろう(涙) 
  
 しょうがないのでフラフラ状態で、30度~35度ぐらいある斜面を細心の注意を払いながら、登った。たった数メートル登って板を履くのに、30分もかかってしまった。 うぅ・・・
  
 と、滑走時間ギリのタイミングでプチアクシデントがあったものの、非常に楽しいスキーができた。前回2010年8月に行った際は、積雪が少なく全面滑走にはなっていなかったが、今年は日本のそれに比べれば全然たいした事のない寒波が丁度来ていて、積雪が豊富!前回いけなかったゲレンデ最奥コースの滑走が可能になっていた。
  
ちなみに、今も肩が痛い・・・
  
例によってスキー場のガイド的な事を書いてみる。
  
 どんだけひろ~いんだーというぐらい広いアルパイン国立公園の中に位置し、グレートアルパインロード(以下B500線)沿線上にあるこのスキー場は2つのNo1称号を持っています。 1つは、スキー場がビクトリア州で最も高い位置にある。もう1つはスキー場のビレッジ(Hotham Heights)がオーストラリアで最も高い位置にあるという2つのNo1を持っています。 なんだかどうでも良い様な事みたいだ・・・
  
 このスキー場、グーグルマップではハザムと標記があるが、宿や街ではホッサムで通じていたので、ホッサムなんだろう。アクセスは北からはブライト(Bright)、南からはオメオ(Omeo)という街からのアクセスとなり、ビレッジを中心にY型(Yの縦棒をB500線とする))にレイアウトされているスキー場で、トップはホッサム山の1,861mで、ベースが、1,454mである。 リフトはチェアリフトが9基、サーフェイスリフト(Tバー)が1基。 コースは上級4本、中上級30本、中級30本、初級5本、オフピステ扱い12本、クロスカントリー用コースが20数本ある。またY字の右上端部分からのコースは途中でキャットスキーのピックアップサービスがある。雪質は8月だと日本の3月のような雪で少々重め。南斜面は日本と反対で太陽から日陰になるので、締まった感じになっていた。滑った感からすると長野県の戸隠スキー場×2倍ぐらいではないか?と思う。
  
 リフトやコースの整備は日本のスキー場と同じレベルなので不安を感じる事はないが、月~木や積雪が不十分だと Gotcha 、Keogh's 、The Orchard のリフト(Y字の右上端部分)が動かない、それは中級者以上なら全体の50%以上が滑られない事に相当する。 しかし、それでいてもリフト料金が割引になる訳ではないので、コストパフォーマンスと滑りごたえを望む方は、金~日で積雪が多い時期を狙わないといけない。
  
 コースの約80%は、日本のように山を切り開きコースをセットしているので閉塞感がある。ホッサム山頂には、欧州のようにオープンスロープになっており、どこでも滑られるが、コース長が短い。また The Drift リフトはTバーなので、馴れていない人は要注意だ。The Summit リフトからは Mt. Feathertop (1,922m) の綺麗な景色を見る事ができる。
  
 混雑度は、中級以上が好んで滑るコースが集中する Heavely Vally のリフト、初中級者が集まる The Summit リフトが、コースと共にダダ混みだ! 平日でこの状況でしたので土日を想像したらオソロシイ~です。
  
 駐車場は、Hotham Central の日帰り駐車場(Corral Car Park)がどのコースにアクセスするのにも楽だが、朝9:30に時点で満車。 スキー場北端にある Loch Car Park は、斜面にあり、積雪があるとレンタカー(ノーマルタイヤ)ではちと厳しいかもしれない。 Corral Car Park の南にあるBlue Ribbon Car Park 、さらに南に行くと Day Coach と Kids Snowzone & Daycare エリアにある駐車場は道路沿いにありビレッジ内のバスに乗る必要がある。どちらかと言うと後者がオススメ!ビレッジ内は、無料のシャトルバス(ダイナープレーンまで出ている)が頻繁に巡回しているので、利用すると楽だろう。
  
 食事に関してですが、スキー場のコース近くにはファーストフード的なカフェしかない。The Village というリフトを降りてすぐ右手には、SWINDLERS というレストランは、味はまずまずで、スキー場の景色が見えるレイアウトに立つ。このレストランの建屋は、リフト券売場、スクール、お土産屋などがある。
  
 コスト面についてですが、まずリゾート入場料が45$(大人一人、日帰り、クルマ1台につき)かかります。これは人数やクルマの種類等によって各種料金が用意されており、ネットやリゾート事務所で支払うシステム。B500線ブライト側、オメオ側それぞれにゲートがあったが今は閉鎖されてクルマナンバー監視カメラが変わりに設置されている。これは、道路維持費やクロスカントリーコース整備費などに使われているようです。 リフト券は、非常に高価で1日券が113$であった。半日券(午前・午後)は102$で、年々値上げしている。(年5ドルベース)
  
 このスキー場は、隣のフォールスクリーク(Falls Creek)スキー場とヘリによる連絡を行っている。行きは午前中に5便用意されている。(フォールスクリーク、ダイナープレーンと経営が同じようです。)
  
 アクセスは、クルマの場合、メルボルンから Hume ハイウェイ+B500線で約4.5時間とあるが、道中をかなり飛ばさないとムリ!と思う。 ブライトからは1時間ちょっと。ビレッジ直前の尾根を走るあたりは景色が綺麗ななのと、道路がいい感じのコースなので爽快感がある。ハリエットヴィル(Harrietville)以降チェーン装着所(ベイ)が結構数多くある。チェーン規制が出るとスタッフと道路標識がでるので解りやすい。 エアーでは、シドニーからカンタス航空がホッサムの飛行場(あったのか・・・)に毎日出ている。
   
 滞在拠点は、ビレッジだと宿泊費+入場料で異常な値段になるので、近隣の街である程度滞在で困らない程度となると、北はブライト、南はオメオになる。アクセス時間は南オメオの方が1時間弱なので有利だが、日本人で自分と同じ世代ならブライトを選ぶだろう!ね、艦長!! ブライトの街は、レンタルショップ(スキー、チェーン)、レストラン、ホテル、ファストフード、観光局、教会、展望台、博物館、鉄道廃線跡があり、かつ静かな谷の街なのでゆっくり滞在が楽しめる。
 
 
 
  
  
 ・スキー場写真集
  
  
 ・スキー場公式サイト
 ・スキー場トレイルマップ
  
  
 このページの上部へ戻る
  
  




Index / Top / Report top