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◆ トナーレ ( Passo del Tonale ) 2014/2015 欧州スキー Day4はイタリアのトナーレ峠スキー場へ行ってきた。 このスキー場は、ドロミテスキーエリアになっているので、トレント州のスキー場なのだが、ゲレンデの8割ほどがロンバルディア州に属している。一体どっちのスキー場なのか・・・イタリア語が読めないのでさっぱりわからない。またスキー場のパンフにはアダメッロ(Adamellp)スキー場的な名称もあるが、イタリアのスキー場はいろいろ呼称があってよくわからんっ! このスキー場は大きく3つの滑走エリアに分けられる。一つ目は最高峰エリアで氷河エリアでもあるスキー場東部に位置する Cima Presena 3,069mを起点としたTonale Presena エリア、次に栂池のような一枚バーンのイメージがある南西方向に位置するTonale Sud、最後にこのエリアで最も大きなリゾートビレッジがあるPont di Legnoエリアの3つで構成されている。 標高は、Presenaエリアが3,016mがトップで、ベースはPont di Legno の1,121m。 雪質で言うとTonale エリアの方が良いだろう。理由はトップが3,000m級という事もあるが、ベース部でも1,900mクラスなので言及する事もない。しかし自分が行った時は雪不足のカリカリ&ガリガリだった・・・残念っ! 設備で言うと、どこも日本と同じぐらいの設備レベルで非常に綺麗でしっかりしていそう。リフトはTバーなどのサーフェイスが8基、チェアリフトが19基、ゴンドラが3基で、コースは総滑走距離が100km、上級が延べ21km、中級が延べ59km、初級が20kmの構成になっている。う~ん、なかなかデカイ!が、欧州だと中規模ぐらいに入ってしまうのが恐ろしい! 景色は自分が行った時は、どんどん雲行きが怪しくなってしまったのでなんともいえないが、どこのゲレンデからも対面の山が近すぎて絶景とまではいかないような気がする。景色で言ったら隣のマドンナスキー場の方がはるかに上か? また滑った感で言うと栂池のチャンピオンゲレンデをでっかくした感じで、雪が豊富だったら滑走も楽しかったと思うが、Sudエリアは2,500mクラスであるにもかかわらず、雪が無く、脚が痛いだけ(涙) 氷河エリアは吹雪いてしまって、視界が悪く快適な滑りができなかった・・・ 非常に悔いが残る。 しかしゲレ食のレベルは高く、スキー場の上にある簡単なレストランにいくつか入ってみたが、どこもなかなか美味しい料理やケーキなどが食べられたので、さすがは美食の国というところだろうか! アクセスは、滞在したディマロの街から27km、約40分ほどのドライブ。 道は狭い事もなく、また険しくもないので運転が怖い事はない。除雪もしっかりしていた。途中に城砦跡があるので、ちょっと寄ってみるのも良いかもしれない。(冬期休館、外から見る事はできる。) ドライブ中の景色だが、山が近すぎて、感動や興奮するような景色はほぼ無い! この後は、天候がよければ別頁のマドンナ・ディ・カンピーリョか、ここで滑る予定だったのだが、どちらも積雪量が少なく、天気予報(Meteo)も良くなかったので、1日予定をキャンセルして、北東イタリアのセラ・ネヴェア(Sella Nevea)スキー場へ約7時間の移動を行った! このスキー場は、ゲレンデ自体は小さく、日本で言うと白馬47ぐらいの規模で、わざわざ行く程のスキー場なの?と言われそうな所だ。しかしゲレンデトップからは隣国スロベニアのボベック(Bovec)スキー場と接続しており、スキー越境ができるので、個人的には非常に興味のあるスキー場で楽しみだった。 ところが道中の中継点で宿を取ったウディーネの街のインフォで恐るべき事実が判明! イタリア側は営業しているが、スロベニア側はリフトなどの施設の更新で、今シーズンは休業との事・・・はぁ~ん? 公式WEBにはそんな事少しも書いてないのに・・・ご立派なパンフには休業と・・・こんな事なら、オーストリアに戻って積雪の多いシュトゥバーヤーとかに行ったのに・・・トホホ(涙) 頭に来たから、一般観光に切り替えてやったぜぃ!! ・スキー場写真集 ・トナーレ峠スキー場公式サイト ・トナーレ峠スキー場トレイルマップ このページの上部へ戻る |
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