オーストラリアスキー 2011年はヴィクトリア州フォールスクリークでスキー!! Falls Creek Ski Resort

◆ フォールス・クリーク( Falls Creek )
 
 
オーストラリア南西部ビクトリア州にあるフォールス・クリークスキー場に行ってきた。2010年にも隣のホッサムに行ったので、オージースキーはどうか、と思ったが、もうひとつの趣味である鉄道廃線のボリュームを併せて考えた結果、来てしまった!! 
 Austria Ski Resort Map
 結果、スキーも廃線も満足だった。
 
 スキー場についてだが、まずスペック的な事を述べるとこのスキー場は、チェアリフトが8基、サーフェイスリフトが5基で、コースは初級5本、中級25本、上級19本だが、滑った感からすると長野県の白馬乗鞍・コルチナを端から端まで滑った感覚、さらに欧州にあるような森林限界風(伐採しているだけ?)のオープンスロープが多いのでかなり広く感じる。標高はトップが1,780m、ベースが1,600mとなっていて、日本にあるモノと同じだ!
 
 ゲレンデは、スキービレッジを起点に、非公式だが大きく2つに分ける事ができる。ひとつは、南面のサンバレーエリア( Sun valley )で、貯水池のロッキーバレー湖( Rocky Valley Lake )に向かって滑るコースレイアウトになっており、中斜面のコースが中心で気持ちいい。また湖とその背後の山の美しい景色が見えるドローバーズドリーム( Drover's Dream )コースは広く長い緩斜面で、初級者も快適な滑りが楽しめると思う! もうひとつのゲレンデは北面のボウル・メイズエリア( The Bowl / The Maze )で、どのコースも急斜面のレイアウトになっている。自分が行った時はメイズエリアは雪不足でクローズしていたが、ボウルエリアは、積雪が多くバックカントリー風なコースで、部分部分に岩などあり、その中を滑っているとちょっと上手くなったんじゃないか?と錯覚してしまう!なかなか滑りごたえのあるコースだ。
 Rocky Valley Lake
 他にも、あんまり興味はないがナイターコースがある。ウォンバッツランブル( Wombats Ramble )コースだが、ほとんど林道のようなコースでおススメしない。
 
 ゲレ食は、ベースのスラロームプラザ( Slalom Plaza )にあるアルタレストラン( Alta Restrant )は、店内の雰囲気は良いのだが、味は全面的におススメしない! まだ、サンバレーにあるディッキーニーズ( Dicky Knees )でスナック系の軽食をお勧めする。
 
 コスト面について、ちょっと書いてみる。 が、腹が立つほどコスト高だ!まずスキーリフトだが、半日券( 9:00-13:30 )であるにもかかわらず、89AUDもする。さらに、スキーをする・しないにかかわらず、リゾート入園料として17.5AUD( クルマ1台あたり )が強制的に徴収される。これは雪道管理費やクロスカントリーコース維持費・無料シャトル運行費(←これで無料?)にあてがわれているようだ。合計半日スキーする為には、106.5AUD( 8,600円 当時のレート )もかかる。おそろし~!
 
 ちなみに、リフト券は自分が拠点としたマウント・ビューティー( Mt.Beauty )にあるボガンスキーセンター( Bogang Ski Center )でも、AM7:00に購入できる。
 
ゲート アクセスはメルボルンからクルマで5時間弱、マウント・ビューティー(村)から30分強ほどの位置にある。今回自分はシドニーから来た訳だが、途中途中鉄道廃線跡を見ながら寄り道アクセスだったので、シドニーからはどれぐらいかかるかは不明だ。スキー場へのアクセスする際、ひとつの楽しみである「景色」だが、あんまり良くない。日本の山を走っている感覚だ。しかしスキー場には20cmの新雪が積もったものの道路はドライの状態だった。
 
 ちなみに、このスキー場に向かう場合は、タイヤチェーンが義務つけられており、チェックが入った場合は、300AUDの罰金が科されるようだ。
 
 駐車場に関しては、日帰り無料駐車場が3つあるが、Slalom Day Car Parking に停めると、サンバレーエリアへアクセスできるリフトに近く便利だ。場所は行けば簡単に見つかるので安心である。
 
 次に、拠点としたマウント・ビューティーについてちょっと述べてみる。この街は隣接するタウォンガ・サウス( Tawonga South )と併せても、非常に小さく何もない。景色は悪くないし、野鳥や野生カンガルーなどが見られる、また夜に照明の少ないエリアに行くと南半球の満天の星空が非常にうつくしい! が、しかし本当に何もない。飲食店も非常に限られていて中華レストラン、パン屋、ファーストフード( 大手ではない )ぐらい、しかも月曜日は中華レストラン以外は閉まっているという旅行者泣かせの街だ! 移動時間に余裕が持てる人は、隣のブライト( Bright )に滞在する事をおススメする。
 
モーテルの写真 宿は、タウォンガ・サウスにあるボガン・モス・モーテル( Bogong Moth Motel )に宿泊、エンスィートルーム( Ensuite )形式で、シャワー、トイレ、客室、キッチン付の部屋にダブルベッド1台、シングルベッド1台と非常に広い! 最近の宿条件である無料インターネット使用(無線・有線両用)ができる事もうれしい!TVもデジタル放送でAusterというあちらのケーブルテレビ?なんかも無料で視聴できる。室内装備としては、トースター、ポット、冷蔵庫、目覚まし時計、アイロン、電子レンジが標準でついているが、歯ブラシセットや髭剃り、ヘアードライヤーなどは無い!宿の主人は結構話好きだが、こちらには英語の理解力が乏しいのでパス!コストは、110AUD/泊とちょっと高いが、この近辺で、自分の条件を合わせた中では最安値の宿だった! ちなみに、この宿はケイワ・バレ・レンタルスキー店( Keiwa Valley Ski Hire )の割引券があるので、それを使ってスキー装備やタイヤチェーンを借りるとお得となる。
 
 
 ・スキー場写真集
 
 
 ・スキー場公式サイト
 ・スキー場トレイルマップ
 ・ボガン・モス・モーテル公式サイト
 
 
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