オーストラリアスキー 2010年はヴィクトリア州マウントホッサムでスキー!! Mt.Hotham Ski

◆ マウント・ホッサム ( Mt. Hotham )
 
 
どんだけひろ~いんだーというぐらい広いアルパイン国立公園の中に位置し、グレートアルパインロード(以下B500線)沿線上にあるこのスキー場は2つのNo1称号を持っています。 1つは、スキー場がビクトリア州で最も高い位置にある。もう1つはスキー場のビレッジ(Hotham Heights)がオーストラリアで最も高い位置にあるという2つのNo1を持っています。 なんだかどうでも良い様な事みたいだ・・・
 
 このスキー場、グーグルマップではハザムと標記があるが、宿や街ではホッサムで通じていたので、ホッサムとする。アクセスは北からはブライト(Bright)、南からはオメオ(Omeo)という街からのアクセスとなり、ビレッジを中心にY型(Yの縦棒をB500線とする))にレイアウトされているスキー場で、トップはホッサム山の1,861mで、ベースが、1,454mである。 リフトはチェアリフトが9基、サーフェイスリフト(Tバー)が1基。 コースは上級4本、中上級30本、中級30本、初級5本、オフピステ扱い12本、クロスカントリー用コースが20数本ある。またY字の右上端部分からのコースは途中でキャットスキーのピックアップサービスがある。雪質は、日本の3月のような雪で少々重め。滑った感からすると長野県の戸隠スキー場+ぐらいではないか?と思う。

 リフトやコースの整備は日本のスキー場と同じレベルなので不安を感じる事はないが、月~木や積雪が不十分だと Gotcha 、Keogh's 、The Orchard のリフト(Y字の右上端部分)が動かない、それは中級者以上なら全体の50%以上が滑られない事に相当する。 しかし、それでいてもリフト料金が割引になる訳ではないので、コストパフォーマンスと滑りごたえを望む方は、金~日で積雪が多い時期を狙わないといけない。
 
 コースの約80%は、日本のように山を切り開きコースをセットしているので閉塞感がある。ホッサム山頂には、欧州のようにオープンスロープになっており、どこでも滑られるが、コース長が短い。また The Drift リフトはTバーなので、馴れていない人は要注意だ。The Summit リフトからは Mt. Feathertop (1,922m) の綺麗な景色を見る事ができる。

 混雑度は、中級以上が好んで滑るコースが集中する Heavely Vally のリフト、初中級者が集まる The Summit リフトが、コースと共にダダ混みだ! 平日でこの状況でしたので土日を想像したらオソロシイ~です。
 
 駐車場は、Hotham Central の日帰り駐車場(Corral Car Park)がどのコースにアクセスするのにも楽だが、朝9:30に時点で満車。 スキー場北端にある Loch Car Park は、斜面にあり、積雪があるとレンタカー(ノーマルタイヤ)ではちと厳しいかもしれない。 Corral Car Park の南にあるBlue Ribbon Car Park 、さらに南に行くと Day Coach と Kids Snowzone & Daycare エリアにある駐車場は道路沿いにありビレッジ内のバスに乗る必要がある。どちらかと言うと後者がオススメ!ビレッジ内は、無料のシャトルバス(ダイナープレーンまで出ている)が頻繁に巡回しているので、利用すると楽だろう。
 
 食事に関してですが、スキー場のコース近くにはファーストフード的なカフェしかない。The Village というリフトを降りてすぐ右手には、SWINDLERS というレストランは、味はまずまずで、スキー場の景色が見えるレイアウトに立つ。このレストランの建屋は、リフト券売場、スクール、お土産屋などがある。
 
 コスト面についてですが、まずリゾート入場料が22$AU(大人一人、クルマ2WD1台につき)かかります。これは人数やクルマの種類等によって各種料金が用意されており、B500線ブライト側、オメオ側それぞれにゲートがあり、強制的に徴収される。これは、道路維持費やクロスカントリーコース整備費などに使われているようです。 リフト券は、非常に高価で1日券が102$AUであった。半日券(午前・午後)は82$AUとパンフにはあるが、リフト券売場にそんな標記がなかったような気がする。
 
 このスキー場は、隣のフォールスクリーク(Falls Creek)スキー場とヘリによる連絡を行っている。往復125$AUでOK!リフト券と比べると随分安く感じる。行きは午前中に5便用意されている。(フォールスクリーク、ダイナープレーンと経営が同じようです。)
 
 アクセスは、クルマの場合、メルボルンから Hume ハイウェイ+B500線で約4.5時間とあるが、道中をかなり飛ばさないとムリ!と思う。 ブライトからは1時間ちょっとの記憶がある。ビレッジ直前の尾根を走るあたりは快適感がある。ハリエットヴィル(Harrietville)を出たあたりにチェーン装着サービスを行っている。道中チェーン装着所は要所要所に設けられている。 エアーでは、シドニーからカンタス航空がホッサムの飛行場(あったのか・・・)に毎日出ている。費用は片道179$AUだそうだ。
 
 滞在拠点は、ビレッジだと宿泊費+入場料で異常な値段になるので、近隣の街である程度滞在で困らない程度となると、北はブライト、南はオメオになる。アクセス時間は南オメオの方が1時間弱なので有利だが、自分は別ページでも述べている理由からブライトを選んだ。そう自分はなんちゃってガンヲタなのだ。
 
 宿泊施設は、ブライト・アルプス・ゲストハウスという民宿で、キッチン・トイレ・シャワー・談話室共用で朝食自炊、ダブルベッド一人1泊115$AUの宿。自分が滞在した月~水は、客が自分しかいなかったので、非常に快適だった。(夜、アイ アム レジェンドを見た後はちょっと怖かったが・・・) 部屋は綺麗で申し分が無く、朝には部屋の外に鳥のエサが出してあるので、野鳥(非常に泣き声が美しい)が寄ってきて、鳴いて起こしてくれて、これまた快適。シャワーは固定式で、かつ水量が多いとリビングまで流れていくので、他に人がいた場合微妙!!駐車場の奥には人になれたヤギがいて、ちょっと癒される。朝食は自分で調理するのだが、食パン・卵・チーズ・牛乳・ハムが冷蔵庫に入っていて、それで20$AUは非常に高いし、オススメしない。宿の主人は感じのいい人。別にトイレ・シャワーが共用ではない Ensuited room もある。 Wifiが無料で使用できるが、スタッフにアクセスキーとパスワードを教えてもらう必要がある。
 
 ・スキー場公式サイト
 ・スキー場トレイルマップ
 ・アルプス・ゲストハウス公式サイト
 
 
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