スペインでもスキーができる! フォルミガルスキー場

◆ フォルミガルスキー場 ( Formigal )
 
 
フランス・トゥルーズ( Toulouse )からピレネー山脈越え2日目!この日もスペインスキーだ!宿泊拠点のスペイン・セネグゥエ( Senegue )の宿からこのスキー場へ行った。スペインでのスキーは1999/2000シーズンのシエラネヴァダ( Sierra Nevada )以来で、2回目だ!おぉマニアックだぜぃ。
 
 このスキー場は、スペインとフランスの国境に位置し、駐車場から6kmぐらい走ればフランス領に入るそんなロケーションにある。結構田舎か?と思いきやスキー場やビレッジの施設、設備等は非常にあたらしく綺麗で近代的な欧州のリゾート感があった。
 
 このスキー場のスペックをみてみると、トップは2,200mでベースは1,483mで、索道はチェアリフト・サーフェイスリフトが17本、コースは指定されているもので53本ある。トレイルマップを見ると結構大きく感じるが実際滑ってみると、小さい。スキー場の端から端まで約1時間半ぐらいで着いてしまう。スキーエリアは次の様に別けられており、ヴァレ・トレス・オンブレス-セクタス(Valle Tres Hombres -Sextas)、ヴァレ・イザス・サリオス(Valle Izas -Sarrios)、ヴァレ・アナヤット(Valle Anayet)、ヴァレ・ポルタレット(Valle Portalet)の4エリアだ。この内オンブレス-セクタスは常に風に見舞われる地形の為なのだろうか?降雪量の割にカリカリ・氷の箇所が多かった。雪質はイザス-サリオスやポルタレットが吹き溜まりになるようで、柔らかい雪が多く非常に楽しい滑りができる。ちょっと上手くなった気がした!!(気のせいなんだよねー 涙) コースを滑った感からすると全体的に中斜面が多いスキー場で、だだっぴろい一枚バーンのコースはそんなにない。上級派はピコ・トレス・オンブレス 2,276mの東斜面に数本、ポルタレットの南側に数本あるが、急斜面というよりはただ雪が深いコースという感じだ。バックカントリー派はここは楽かもしれない。Garnet と Batallero リフト山頂駅から2本、Collado tubo と anayet リフト山頂駅から5本とバックカントリー風のコースが設定されている。しかも降りるとシャトルバスの停留所が設置されているので楽だ。(バスがあればだが・・・)、景色派は、ここはお気に入りになるかもしれない。まず、南に面したどのコースからも見えるフォルミガルのビレッジとその背後のピレネーの山々との景色が非常に美しい。また、プンタエスカッラ(Punta Escarra 2,748m)やアナヤット(2,574m)が近い位置で切り立った様を呈しており興奮するかも!道中の景色もまた悪くない、ジュラシックワールドっぽい岩山景色から銀世界に変わる流れも捨てがたい!!
 
 ちょっと話が変わって、このスキー場でびっくりするのは、まず駐車場の長さだ。約900mの長さでかつ幅広い駐車場がベースのスキーセンター横にある。さすが外国、これはスキー場の上からみていてもなんだか不思議な景色。次に、90度ターンのリフトだ。ま、別に面白くともなんともないのだが、こんなのがあった。
 
 ここのスタッフは・・・というかスペイン気質なのか、やたら話しかけてくる。海外に来た気分になる。インフォメーションのジュリアさんは漢字でジュリアって書いて!って来た。う~ん・・・・ ゲレ食は食べようとしたら、平日にもかかわらずものすごい渋滞だったので遠慮したが、調理のパフォーマンスがあったりして、ここで食べたら楽しくておしいかった(想像)のだろうなぁ~と後悔。
 
 このスキー場を運営している会社は、他のスキー場も運営している。フォルミガルからクルマで15分ぐらいのところにあるパンティコーサ( Panticosa )と、セネグゥエやアインサ( Ainsa )からアクセスに難があるセルレール( Cerler )の2つだ。
 
 宿の話をすると、非常にいいホテルに宿泊できた。ホテル名はカスバス( Casbas )で1泊食事なし、部屋でWifiが使用でき、ダブルルーム、トイレ・バス付、駐車場付で59.52ユーロ(税込)だった。外観も非常に綺麗だったのだが、部屋の内装も歴代ホテルの中で最高だった。翌日スキー場から帰ってきた際の遅い昼食をしたがレストランの味も非常に良かった。
 
 そういえばここにパスポートを忘れてしまったんだよねー(泣)
 
 
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