◆ マルブン （ Malbun ） 　 　リヒテンシュタイン唯一のこのスキー場は、首都ファドゥーツでの観光がひと通り終って時間を持て余した時に寄るといいかもしれない。　スキー場スペックを見てみると、トップが2,000mでベースが1,600mで村を中心に東西にすり鉢状のゲレンデが開かれている。リフトはチェアリフトが3基、Jバーが2基で全エリアをケアしており、コースは上級4本、中級10本、初級4本で総滑走距離は約20kmである。まークラス別けはあるものの、上級と中級の差が良くわからない。また、雪があればどこでも自己責任で滑られるので滑走距離はもっとあるのだろう。村の中の道がそのままコースになっている所もありちょっと面白い。　雪質はなんとも言えないが、量がどうやら少ないみたいで石あり、土見えのコースで、クルージングが楽しめる西斜面はかなりのカリカリバーンだった。　自分が行った2010年12月30日の積雪はトップで50cm、でこれを書いている時でも60cmなのであまり降らない地域なのかもしれない。 　 　景色でいうと、スキー場東のトップにリフト山頂駅Sareis 2,000から見える Schesaplana山 （ 2,965m ）は、はっきり言って普通だ。ここはファドゥーツから上がってくる山道から北西を望む景色のほうが圧倒的にビューチフーであ～る。 　 　リフト券は、午前券、午後券、14時まで券から１日券から14日券まで多彩なリフト券がある。各ポイントに券売所があり、クレジットカードの使用はＯＫだ。しかし、アジア人にはあまり馴れていないらしく緊張していたようだ。 　 　駐車場は、スキー場が見えてくると、最初に左手に1箇所、少し行くと右手に数箇所と出てくるが、どこも小さく時間が遅いと止める所は無い！かなり混雑していた。　ちなみに無料だ！ 　 　アクセスは、ファドゥーツからクルマで約40分ほど。　自分が走っている時は－７℃だったが、道路状況はすこぶる良好。除雪・融雪は完璧だった。しかし、道中の8割は結構な山道なので注意は必要である。 　 　ここはなんだかノルマ的に来てしまったような感じのスキー場だった。 　 　 　・スキー場公式サイト 　・スキー場トレイルマップ 　 　 　このページの上部へ戻る
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