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◆ ドイツスキー オーストリアやスイス、イタリアでスキーをする際に自分が起点としている国がこのドイツである。特にバイエルン州のミュンヘンがスキー、観光、廃線に適しており非常に良く行っている。しかし、ドイツでスキーをするという事は今まで無かった。理由としては、まず欧州でスキーをする際に、考える視点は、「ビッグゲレンデ」「標高3,000mクラス」「周辺に別のデカイスキー場がある」「日本じゃマイナーな所」の4点となるが、ドイツのスキー場は、なかなか条件が合致しない。 今回は、ドイツのガルミッシュ・パルティンキルヒン(Garmisch-Partenkirchen)に行った訳だが、ここにはドイツ最高峰のツークシュピッツ(Zugspitz 2.962m)があり、山頂付近にボウル場のゲレンデがあったので行く事にした。スキー場については別項に述べるが、ドイツスキーは、コスト面で安く感じた、しかし規模は小さい!(図中①のエリアです。) さて、ドイツのスキー場について言及すると、欧州アルプススキーサイトのBergfex.comによると、まず218箇所のリゾートがあり、エリア別(スキー場数)で見てみると ① Bayern/Oberbayern (41)、② Allgäu (46)、③ Schwarzwald (33)、④ Bayerischer Wald (20)、⑤ Rhoen (5)、⑥ Eifel (2)、⑦ Ruhrgebiet (1)、⑧ Sauerland (1)、⑨ Thüringer Wald (14)、⑩ Erzgebirge (9)、⑪ Fichtelgebirge (6)、⑫ Harz (8)、⑬ Schwäbische Alb (20)、⑭ Zittauer Gebirge (3) となっている。 延べ14エリア、218のスキー場があるようだ。こうやってみるとスイスが13エリア179スキー場なので、スキー場大国なのかもしれない。 が、個人的感覚やドイツスキー場ガイド誌のトレイルマップを見ると小さいスキー場がほぼ10割を占めており、スイスの方がビッグゲレンデや有名なモノが多い。 ちなみに隣国オーストリアは、7エリア344スキー場だそうだ。なんともうらやましい!! 右上図で取り上げたのは、ドイツ南部でスキー場が20箇所以上あるエリアを記載したモノだが、前述の標高と総滑走距離という視点で、各エリアの代表スキー場を見てみると、 ①のバイエルン(バイヤン)では、ゲレンデの標高トップが今回行ったツークシュピッツで2,720m、距離が22km。ガルミッシュ・クラッシックが標高2,050m、距離40kmだ。ヴィンクルモース・シュタインプラッテが1,900m/50kmぐらいしかスペック的にはいい所がない。 ②のアルゴイでは、オーベルストドルフ・ネーベルホルンが2,224m/12km、フェールホルン・カンツェルヴァントが1,967m/22km。 ③シュヴァルツヴァルトでは、距離は30-40kmはあるが、標高が1,500m以下の所ばかり。 ⑬シュヴァービッシュ・アルプも1,000m以下の所が20箇所中19箇所を占めている。 ④バイエリッシャーヴァルドも同様だが、ここにはドイツ-チェコと国境を跨いだスキー場 Oberwiesenthal-Erzgebirge という所があり、西欧スキーと東欧スキーを同時に楽しむ事ができる。 結果、ドイツのスキー場を滑るのは、スイスやオーストリアの1大スキー場を滑る前のウォームアップと位置付けておくといいかもしれない。ロングステイの場合であれば、ガルミッシュに行き周囲(含むオーストリア)のスキー場を満喫するのがいいでしょう! このページの上部へ戻る |
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