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◆ セルファウス・フィス・ラディス (Serfaus - Fiss - Ladis) このスキー場の発見は 03/04 オーストリアスキーでパズナンタル・シルヴレッタスキーエリアに向かう途中に寄ったアウトバーン、サービスエリア内のインフォメーションセンターでパンフレットを見つけたのがきっかけ!当時はイシュクルというオーストリアとスイスの国境を跨ぐ一大スキーエリアが滑りごたえがあり、日数的アクセスできなかった訳だが、5年後に訪れる事ができた。 名前の通り、3つの村?から成り立っており、そのままエリア分けもされているスキー場ではないように感じる。実際のところは不明だが、スロープマップを見てみるとラディスからはフィスへ一度入るようなリフト・コース配置になっているので、スキーエリアとしては実質セルファウスとフィスの2つのエリアとなるようだ。 また 3,000m クラスの滑走エリアを持たないものの、スロープマップ、滑った感じからするとオーストリアでは1、2の広さを誇るスキー場ではないだろうか? スキー場のスペックを見てみると、標高はベース(村)別で、セルファウスが 1,427m 、フィスが 1,436m 、ラディスが 1,200m となっており、トップはエリア別で、セルファウスが 2,770m 、フィスが 2,596m とある。リフトはゴンドラが12基、チェアリフトが14基、サーフェイス(Tバー、Jバー)が8基となっている。コースは合計滑走距離になるが、初級が39km、中級が115km、上級が31kmで合計185kmある。コース単体で最長はフィスエリアにある Frommes Downhill run が10.0kmでスイスやフランスのそれに比べるとそんなに長くないが、そこから拠点(駐車場やホテルとか)に戻ってくるには、いくつかの長いコースを滑る必要があるので、やはり長~い!レストランやトイレ、インフォセンターなどの各施設は、リニューアルでもしたのか、どこも綺麗にしてあったのが印象的。 リフト券は、かなり細かくカテゴリー別けされている。共通1日券は41.5ユーロで、11時から14時まで30分刻みで共通時間券が販売される。(例:12時 31.0ユーロ) 他の種類は、7日のうち好きな5日滑られる共通リフト券が170.0ユーロ、共通30日券が487.5ユーロとある。15時以降は翌日のリフト券が購入でき、その翌日券で残りの営業時間も滑れてしまう。ちなみに、2日券以上を買う場合は、ゲストカード(スキービレッジの宿、近隣の街の宿の宿泊カード)を提示すれば割引料金になる。※スキー場から30分ほど離れたフンツ(Pfunds)という街のホテルのゲストカードでも有効でした。 アクセスはオーストリア国内からの場合だと、インタル・アウトバーン(Inntal Autobahn)A12 E60号線を144番出口で出てスイス・イタリア方向へ、すると強制的にレッシェン・ブンデス通り(Reschen Bundesstraße、180号線)に出る。そこから20分ぐらいスイス方向へ走るとリエッド(Reid)の街が出てくる。そこでブンデス通りを降り、スキー場へのアクセス道路を昇る事20分でスキー場へ着く。道路は広めで走りやすく、除雪融雪もされていた。道路は主に南側にあるので凍結は無かったように思える。 ※ アウトバーン144番出口では、検問が行われていた。そこで、アウトバーンのチケット(ヴェニエット Vignette))が無い(クルマのフロントガラスに貼っていないと)と違反金として160ユーロ取られました(涙)。ヴェニエットはオーストリア国内ではガソリンスタンド・サービスエリアなどで、近隣諸国では国境近くのGS、SA、総合スーパーなどで購入可能です。10日有効券で7.6ユーロ・・・・・ 次に駐車場の件。日帰り者や近隣の街からアクセスした場合はどこにアクセスしたらよいか、ちょっと考えてみました。すると歩く距離が少なく、両エリアにアクセスに適した無料の駐車場がありました。フィスエリアのバルドバーンゴンドラ駅手前の駐車場です。フィスのインフォセンターからセルファウスに向かう道を進むと、右手方向にゴンドラ駅と駐車場が見えてきます。ここは端からクルマを入れていくので、9時後半ぐらいに来ると逆にゴンドラ駅直近に停める事ができます。このゴンドラで上に上がればセルファウスとフィスの分岐点に出ますので両エリア攻略の拠点としては最適ではないか?と思います。ちなみに、セルファウスの駐車場は、リフト直近を狙うとビレッジ内になる為、有料となります。無料の所もありますが、結構歩く事になります。フィスは人通りが多く、かつ狭い道をぬって行かなければならず神経を使います。ラディスは寄っていません!シャトルバスも当然出ていますのでそれを使うのも手かもしれない。 自分は近隣の街フンツ(Pfunds)に宿泊したので、セルファウス・フィス・ラディスのそれぞれのビレッジはよくわからないが、フィスは食事の為、ベースまで降ったときに見た感じだと、あまり施設が充実していないような印象があるが、実際はどうなのだろう? Seilbahnstraße 44, A-6533 Fiss - Tirol ◆ スキー場公式サイト ◆ トレイルマップ ◆ スキー場写真集 ◆ 宿泊したフンツの街写真集 |
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