スイススキー紀行 「エンガディン・スクオルスキー場」 スクオルスキー場

◆  スクオル (Scuol)
 
 スイススキーは4回目になるが、過去は国境またぎスキー場ばかりで、スイス単独のスキー場というのは今回のスクオル(シュクオルかも)が初めてとなる。
一面雪 
 このスキー場は、オーストリアのフンツ(Pfunds)の街からクルマで約40分の処にある。アクセス路は山岳地帯にありながら、谷の部分に広い道路が開かれており運転にプレッシャーを感じる事はない。また除雪も完璧だった。しかしオーストリアサイドからスキー場へアクセスする場合は、スキー場の案内が出ていない(気づきにくい?)ので、迷うかもしれない。なので、スクオル駅を目指して行くとスキー場の駐車場に出る。
 
 スペック的な事を述べると、標高がトップが 2,783m 、ベースが 1,250m 。チェアリフト5基、サーフェイスが8基、テレキャビン2基でかなりの広範囲をカバーしている。ちなみに、このスキー場は2基のテレキャビンでスキーエリアにアクセスするのだが、そのキャビンは古く前時代的で扉を手動で閉鎖し係員がロックをかけるスタイルで、4人乗りの非常に窮屈なモノだが、2010年に新型に更新予定のようだ。コースは初中級13本、中級12本、上級4本である。
 
3姉妹の山 スキー場(テレキャビン乗場)のロケーションは、街の北西、駅の直近(東側)にある。周囲に駐車場がいくつかあるが、どこも有料(金額は忘れた・・・)でした。ちょっと離れた駐車場もあるようですが、詳細は不明。シャトルバスも出ています。
 
 スキーリフト券は、1日券で51スイスフラン(クレジットカード払いで日本円換算支払い可能)で、ほかにも複数日券などあるようだが、現地でパンフレットをもらって来なかったのと、公式サイトで英語表示が出ない為、詳細は不明だ。
 
 滑った感からすると、Champatsch (2,783m)から滑り出すコースは、自分のように緩中斜面好きには心地良いロングクルージングが楽しめる。景色的に言うと、Salaniva (2,710m)からのコースを滑ると、一面雪ばかりのスキー場、3姉妹的なスイスの山が眼前に広がり、気分良く滑られると思う。コース混雑度は欧州スキー場の割には混んでいたように感じるが、高速ロングターンは可能な状況だ。
 
 ゲレ食に関して言うと、Jonvrai (2,158m)のベース部のやや上に位置する Alpetta という山小屋風レストランで食したが、あまりオススメしない。自分の舌にはなかなか難しい味だったように感じる。
 
 
 ◆ トレイルマップ
 ◆ オフィシャルサイト
 
 ◆ スキー場写真集
 
 




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