◆ スイススキーへの思い 
 
 欧州でのスキーと言うと、みなさんはどこの国でのスキーを思い浮かべるでしょうか?よく行かれる方は、フランスやイタリア、オーストリア。スペシャルな方はアンドラや東欧、クレイジーな方はトルコや大西洋スペイン領テネリフェ島などを挙げられると思います。
 しかしフランスやオーストリアを差し置いてダントツの知名度を誇るのがスイスのスキー場と思われます。有名処で言うと、見ているだけで涙が出てくる美しいマッターホルンを戴くツェルマット。英国王室やハリウッドの人気俳優が訪れる高級リゾート・サンモリッツ。世界経済会議の会場であるダヴォス。などが存在する”憧れ”のスキー王国ではないでしょうか?
 
 ところが自分は過去かなりの回数、欧州に行っていますが、スイススキーがメインだった事が一度もありません・・・メインがイタリアで、ちょっとスイスに寄り道! フランスがメインで、ちょっと・・・ とツマミ食いのような感じでしかスイススキーを堪能した事がないのです。
 
 ”スイスに行きたい!”という気持ちは多分にあるのですが、なんと言っても(コストが)”高い!” 一般的にも、スイスは物価が高いといわれていますが、スキーにとっても”高い”のです。自分の経済力では、スイスで年末年始の休みを過ごすと、帰国後の国内スキー活動に影響が出てしまって、いつも断念してしまいます(涙)
 
 実際レンタカーで試算してみると、フランスで60,000円、ドイツで65,000円、オーストリアで80,000円、スイスで108,000円と欧州で最高値になりとてもとても・・・(試算は07/08フランススキー時、車種はトヨタ・ヤリスクラスで保険などを合わせた状況で比較した金額)、宿泊費もやはり同じような感覚があります。
 
 いつかトトビッグで6億円ゲットできたら、サンモリッツあたりで豪遊スキーを楽しんでみたいものです!  はぁ~

 ◆ 簡単スイススキー場ガイド 
 
 上記でなんだかんだと言っても、結局例によって”つまみ食い”式でスイスのスキー場に行ったので、少々簡単な説明を行ってみます。
 
スイススキーマップ簡易版
 今回メインで行ったのはオーストリア・南チロル地方のスキー場でしたが、スイス・イタリアとの国境近くに滞在していた為、スイスのスクオル(シュクオルかもしれない)スキー場へも脚を延ばして滑ってきました。
 
 スイスのスキー場についてスペック的に言うと、総数は157箇所ほどあり、12のエリアに分かれているようですが、全部載せるのは気が向いた時にやるとして、主要なところだけリスト化してみます。
 
 ちなみに、”E”のグラウビュンデン(Graubünden)が今回アクセスしたエリア。って広すぎ・・・
 記号 エリア名   スキー場数 代表例 
 A  Valais  32  Zermatt / Verbier / Saas fee
 B  Bernese Oberland  25  Gstaad / Grindelwald / Adelboden
 C  Central Switzerland  20  Andermatt
 D  Eastern Switzerland  11  Alt St.Johann
 E  Graubünden  33  St. Moritz / Davos / Laax / Samnaun

◆ グラウビュンデンスキーエリア (Graubünden)
 
 オーストリア・イタリアと国境を接するスイス東部に位置するこのエリアはグラウビュンデンって読むのかどうか知らないが、そんなような地名で、以下の地図にこのエリアのスキー場レイアウトを描いてみた。一部のスキー場しか載せていないが、欧州の高級リゾート地のサンモリッツ(St.Moritz)やダヴォス(Davos)などの盟主的な存在以外にも、小さなスキー場を含めると約33箇所もあるスイス最大のスキーエリアのようだ。
 
 今回行ったスクオルスキー場は、エンガディン(Engadin)エリア(赤点線)とさらに細分されたエリアに位置する。
 
スイス・グラウビュンデンスキーエリア




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