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◆ バルトランシェ <Valtournenche> 揚げ足を取るのが大好きな知人には”ヴィ”だと突っ込まれそうなネームのスキー場。イタリア名ではモンテ・チェルビーノ、良く聞く名でマッターホルン(スイス読み?)!? この 4,478m の南面イタリア側に展開するこのスキー場は中斜面が多く快適なスキーが楽しめる。 総滑走距離は隣接するチェルビニアとあわせて150kmで、標高はベースで1,524m、滑り出し地点が2,245m、スロープトップは 2,982m と非常に高地にある。チェルビニアとは上部で接続しており双方に滑り込みが可能だがTバーで長距離のアクセスなのでちょっと大変かもしれない!さらに、隣接のチェルビニアはトップにスイスとの国境があり(ゲートは無くパスポートはいらない)、スイス有数のスキー場ツェルマットへ滑り込む事が可能だ! 自分は天候と日程の関係で2日しか滑られなかったが、やはり5日ぐらいここに滞在してこの絶景の素晴らしい3つのスキー場を楽しんだほうがいいかもしれない。 Trail map / Official site / Photo ◆ チェルビニア <Cervinia> 前述のバルトランシェやスイスのゼルマット(イタリア読み)に隣接し広く長〜い快適な緩中斜面が続くチェルビニア!へタレスキーヤーの自分にはもってこいのリゾートだ!!コースはバルトランシェとあわせて初級が45本、中級が95本、上級が10本と公式ガイドにある!オフピステも当然ある!!リフト設備はロープウェイ2基、ゴンドラ4基、チェアリフト16基、J/Tバー4基とあり、コースもリフトもいずれも長い・・・標高はベースで2,050mと普段自分が滑るおんたけスキー場山頂(長野県)とかわらない?!トップは3,480mの高地 Plateau Rosa Testa Grigia で標高差をみると1,400mもある事になる。 スキーパスに関してはピラでアオスタ谷7日券を購入したのでよくわからないが、スイス側へ滑り込むにはインターナショナルパスが必要だ。(買い足す事は可能です) 券売所は、ゴンドラ・ロープ乗場下にあるがここは混んでいるので、スイス分を買い足す場合はゴンドラで中腹まで上り、そこの駅構内にあるレストラン(バル?)で購入するか、ツェルマットのベースまで滑り込んでいって購入するといいだろう。 アクセスは、アウトストラーダをシャティヨン (Chatillon)で降り、狭い街の中央部を通りニュース(Nus)からくるアクセス路に合流する。ここは走っていると細い路地で不安になる所だが朝6時半、7時ぐらいでは同じ目的地の車が板を載せて走っていたので付いて行けば大丈夫だろう!道中は街中を除けば広く走りやすい道がつづく、除雪・砂利撒きはよく整備されている感じだが朝方まで降雪がある(あった)場合は、ノーマルタイヤではちょっと勇気がいる!!帰りはバルトランシェの街中まで渋滞が起きるので注意!帰りは日が暮れると外灯の無い山道でなかなかの迫力のドライブとなる!!! 駐車場は、バルトランシェのベースに無料のがあるが、入るのに100mぐらい下り道になっているので積雪がある場合はチェーンが必要だ。チェルビニアは3箇所に無料の駐車場(他にもあるかもしれなが)があるが、ゴンドラ・ロープウェイ乗場北東の駐車場が近くていいだろう。ただし、駐車場アクセス路に停める車が非常に多く1台分が通れるぐらいしかなくなるのでご注意!特に帰る際、駐車場を出るのにこの1本が非常に混む・・・しかも、積雪あり&イタリア客の車はノーマルタイヤが多いようなのでスリップしてなかなか進めない!自分のレンタカーもノーマルタイヤなので非常にドキドキした・・・ Trail map / Official site / Photo |
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◆ゼルマット(ツェルマット) <Zermatt> 前述のバルトランシェ・チェルビニアと滑り込みができるスイスのスキー場。スイス側だけで4つのエリアを持ち一大リゾートを形成している巨大スキー場。イタリア側から滑り込んで一番端のRothorn Paradiseまで一日でいけるという話だったが、無理だった・・・ゴンドラ分岐点のFuriまで(半分も行っていない)滑り込んだ時点で11時半ぐらいになってしまったので、やはりチェルビニアに数日滞在していないと厳しいと感じた。(結果チェルビニアのベースに帰ってきたのは4時手前・・・写真を撮っていなければ多少早いかもしれないが、ちょっと厳しいかもっ!) 標高はすごい!ベース(ビレッジ)は1,620mだが、コースはクライン・マッターホルンが3,899mと富士山よりも高い所に初級者でも滑りやすいコースが広がる。(ちょっと長いけど・・・)標高差は2,200mもあり非常に疲れた・・・コースではトレイルマップや公式サイトでは上級4本、ダウンヒルコース17本、中級40本、初級10本とあるがあくまでもコースとしてであり、オフピステを含めるときっととんでもない数になるのだろう・・・。リフト設備としてはゴンドラ・ロープウェイ16基、山岳電車2基、リフト8基、J/Tバー5基とゴンドラの数が半端じゃないっ!! 駐車場やアクセスの情報はイタリアからスキー場にて乗り込んだ為、情報がないが、ガソリン車で街中にはアクセスできないような記述をよくみかける。不完全燃焼なのでいつか機会があればジュネーブからリトライしてみたい!! |
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