コンサートに行ってきました!!


2005/12/11 up


 私は、団子。趣味のひとつに音楽を楽しむ事もある。楽しむ事には自身が演奏する側と聴く側とに分けられる。最近では、自身の活力が無く演奏する側にはなかなか回れないが、聴く事はできる。なので、語る。過去の演奏会の事は記憶も記録も不正確なのでここ最近のもの限定で!
 ・・・性格がひね団子なので気に障る表現があったらごめんなさいよっと!

2005/12/7 プロ演奏

R・ワーグナー 「さまよえるオランダ人」 ロマン的オペラ全3幕 休憩無し
「ハノーファー歌劇場と東京二期会との国際共同合作」


愛知県芸術劇場大ホール

台本及び脚本:リヒャルト・ワーグナー

指揮:沼尻 竜典

ダーラント:長谷川 顯     ゼンタ(娘):蔵野 蘭子    エリック:青柳 素晴
乳母マリー:西川 裕子    舵取り:経種 廉彦     オランダ人:多田羅 迪夫

合唱:二期会合唱団   演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団

曲目:歌劇「さまよえるオランダ人」 全3幕
=全曲ドイツ語(直訳のような字幕アリ)=

 はっきり言おう!「さっぱりわからんがねっ」・・・・人生初のオペラ鑑賞は、こうして終わった。この歌劇はオペラ初級の自分にはレベルも敷居も高すぎた。「日本におけるドイツ年」のイベントのひとつとして、ドイツ・ハノーファー州立歌劇場と東京二期会オペラ劇場とで共同制作され、東京公演4回、名古屋公演1回が上演されたようです。また来年2006年2月にドイツ・ハノーファーにて上演されるようです。

 さて内容だが、理解できなかったのと眠かったのとでイマイチ解かっていないので簡単に書くとする。全3幕という構成だが、幕間に幕が降りて仕切られる訳でもないし(笑)、演劇も淡々と進んでいって区切りもメリハリ(ちょっと意味が違う?)も無いので全1幕みたいな感じだった。

 第1幕は、ダーラントと呼ばれる人物の船が、嵐にでも遭いそうになったのでどこぞの入り江に避難したと言う所から物語は始まるようにプログラムとかにはあるのだが、実際には想像すらうかばない場所で、ゼンタと思われる女性が人の像をいじくりまわしている所からスタートする。その後意味不明な捜索シーンを越すと、題名のオランダ人が登場する。なんでも、このオランダ人は呪われた自分の人生を救済(青汁?)してくれる女性を求めて、莫大な財産(と言っても札束満載のトランクが3つ程度だったので知れてる?)をちらつかせて放浪しているそうだ。って言うか莫大な財産だけで充分ではないだろうか?
 で、そこに居たダーラントの娘(救済できそうに感じたらしい)をくれれば金をやるというようなストーリー。端的に言うと援助交際や愛人契約のような話なのか?全部よくわからなかったが、特にわからなかったのはオランダ人の呪われた経緯や呪われ具合だ。その説明が欲しかった。劇中に出てきたのかもしれないが、まったく覚えていないのでインパクトがなかったのかもしれない。もしかしたらコチラがイッていた時かも・・・そうそう、舞台はオケの演奏で始まったけど、初っ端の金管はカスカスでした。さすが名フィ・・・残念〜!!

 第2幕は、なんとなく「あぁ〜ここからが2幕かなぁ〜」と言う感じで入った。いきなり女性陣が登場して糸を紡いでいるシーンだ。彼女らは手を回して紡績機を回してい事を表現していたのだろうが、変な棒を持って手以外は直立不動なものだから托鉢中のお坊さんに見えてしまった。イメージとしてはここは「カルメン」のタバコ工場で女工たちが出てくるシーンと同じと思ってもらえればいい所。解説を読むと、彼女らはダーラントに雇われているようだが、なぜかダーラントの娘ゼンタをちょっとイビッテいたように見えた。女性職場は怖いと自分の会社でも聞いた事があるが、劇中でもそれは同じらしい・・・・?
 ここでは、ゼンタを狙うエリックが出てくるが相手にされない。どんな設定なのかわからないが、まだ出合ってもいない「伝説のさまよえるオランダ人」(さっきまで呪われてたっていう定義だったのに、いつの間にか伝説の〜)に心を奪われており、エリックさん残念だ!で、その後、ダーラントが「オランダ人」を連れてくる ⇒ 何故かオランダ人は即求婚 ⇒ 「永遠の貞節を誓う」ゼンタ。いきなりの展開で、求愛?救済?貞節?が連発されるが、もう何が何やら・・・はははぁ〜

 第3幕。いつ3幕に変わったか、わからなかった。しかも劇中で男性コーラスが同じ面々でダーラント船員役、さまよえるオランダ人船員役を切り替えるものだから、自分を含むお客さんの顔は????状態だ。カルメンで女工達が男性陣を迎えるシーンがあるが、それと似た感じの所から入っていく。途中で女性陣が花道(電飾つき)を踊りながら相手となる男を捜すシーンは、大笑い。日本人は盆踊りのテンポが遺伝子にしっかり残っているようです。(ま、自分より上手いんだけどね)
 ここでは、先ほど相手にされなかったエリックさんが、「なんで俺から乗り換えるんだ?」とゼンタに詰め寄る。それを見ていたオランダ人は、あっさり身を引く。呆然とするゼンタ・・・で終幕!いや〜、エリックさん、いつ付き合ってたの?オランダ人さんは自身の救済目的の結婚あきらめていいんですか?もうさっぱりです(涙)

 それにしても、休憩無しはキツイです。しかも、この大ホールはシートが狭いくて大変(なのは僕の両隣の人々だけどね)。上の階にあるコンサートホールはもっとシートが大きく広くで快適なのですが、同じ建屋でも予算どころが違うのか設備が異なっているとはびっくりです。

2005/10/22 プロ演奏

千住 真理子 ヴァイオリンコンサート
「トヨタ自動車労働組合 60周年イベント」


カバハウスホール

ヴァイオリン:千住 真理子 / ピアノ:藤井 一興
弦楽アンサンブル:新ヴィヴァルディ合奏団

譜めくりスト:不明(女性だったが・・・)


曲目:
<第1部>
シューベルト アヴェ・マリア
バッハ(千住 明 編) 2つのメヌエット
ランゲ 花の歌
メンデルスゾーン 歌の翼に
リムスキー・コルサコフ くまんばちの飛行
ポンセ エストレリータ「小さき星に」
千住 明 スノーダイヤモンド
モンティ チェルダッシュ
<第2部>
ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲「四季」(全曲)

<アンコール>
え〜と、なんだったけ・・・

 トヨタ自動車労働組合の60周年イベントで企画された千住真理子さんのコンサートだ。普段オケしか聞かない自分には、縁の少ない方々なので、自分の為に簡単なプロフィールを書く。彼女のデビューが12歳の時にN響と共演。で有名なヴァイオリン「ストラディヴァリウス・デュランティ」(デュランティってなに?)を所持し、今年が30周年記念だそうだ。なんでも、教育評論家でエッセイストの母親、日本画家の長兄、作曲家&指揮者である次兄、そして彼女と、芸術を行うには最高の家庭環境に育ったみたいだ!!ピアノの藤井氏は10を越す国際ピアノコンクールで入賞を果たしている方だそうだ。新ヴィヴァルディ合奏団は1979年に結成されバロック時代に製作された楽器を使用して演奏活動を展開しているようです。

 このコンサートは千住さんのプレトークから始まった。なんでも彼女の父親がトヨタに講演をする機会が多くあったそうで、「クルマと言ったらトヨタしか知らない!」なんてリップサービスがあったものだから会場は笑いの渦に!そうそう会場はトヨタの社員とその家族が大多数を占めていたのだ。

 第1部は2つに分けられていた。前半がアヴェマリアから5曲、後半が3曲だ。アヴェ・マリアは、声楽、ソプラノの高音イメージが強いので弦のちょっと厚い音色に違和感が!ソロヴァイオリンの生演奏ははじめて聞いたのだけど、上手いなぁ〜と思った。ま、弾き込んでいる曲とそうじゃない曲とあきらかに解かる部分はあったものの、すばらしい演奏だったと思う。で、ランゲの花の歌以外はよく耳にする曲で面白かった。で、びっくりした事がひとつ。自分は合唱という立場からオケを舞台後方から聞いていてヴァイオリンは2つの旋律なんて奏でることができるなんて思いもしなかった。しかし、2つのメヌエットやチャルダッシュでは、まるで2台のヴァイオリンで演奏しているように聞こえたのでびっくりした。こんなワザがあるとは・・・・ちなみに、隣にいた友人は「できるよ」とあっさり・・・・。
 くまんばちの飛行は、お疲れ様でした。包丁で言えばみじん切りを5分ちかくやりっぱなしのような曲で、その演奏ワザにお客さんは大喜び!千住さんは息がちょっと切れていました(笑)、これは弦じゃないとやれない曲だね。スノーダイヤモンドは、NHKの連続アニメ劇場「雪の女王」のオープニングテーマ曲で、彼女の兄 明氏の作曲で、TVやCDの演奏は彼女がやっているそうだ。さすがに弾き込んでいるようで弦の音色がすばらしかった。この曲藤井氏の演奏も見事だったのも影響しているかもしれないが、最後の部分のピアノパートが幻想的だ。雪の女王(見た事はないけどね)というイメージがここの部分だけでも通じるような気がする。

 全般的には、ヴァイオリンで演奏すると官能的な雰囲気のフレーズになる。ピアノに比べて粘っこく、声楽に比べて情的な感じがした。・・・ちょっと言ってみた・・・

 第2部では、新ヴィヴァルディ合奏団が登場。割と若めのメンバー構成だ。曲目はクラシックファンでなくても知っている「四季」だ。自分が始めて行った演奏会の曲目も同じ「四季」だ。だが、今回は全曲計12曲の演奏。正直え?そんなにあるの?春夏秋冬の4曲じゃないの?って状態だった。ま、そういうお客さんも他にいたと思う。千住さんを中心に据え演奏が始まる。すごいっ!弦同士の音が収束している。バラつかない!!ソロパートは当然彼女が行っていたけれど、チェロやコントラバスに主旋を引き渡す感覚なんか、すごく自然。自分もモーツァルトのミサ曲(合唱)でこういうことを体験した記憶があろのだけど、難しい事だったはずで・・・これはプロだからって訳でもなさそうだから彼女と合奏団との感性のなせるワザ?
 
 不思議なのは、我々もその中に含まれるお客さん。この手の演奏会に行くとクラシック音楽が好きで聴きに来ている集団(客)の中にいる事になるわけだが、音楽を好きなはずなのに・・・舞台で演奏経験があるのに・・・というような人が激しいノイズを出したり、喋ったり、携帯電話を鳴らしたり、騒ぐ子供を連れてきたり、と自分たちの存在したい世界を自ら蹂躙しているのが普通なハズ!ところが今日の演奏会のお客さんは、随分とマナーが良い。ブラボー屋や一番拍手屋もいなかったし・・・以外とこういう演奏会に行くっていう人の方がタチが悪いのかもしれないなぁ〜と思ってしまった。どうなんだろう?

そうそう、カバハウスホールのスタッフの方、お疲れ様でした。相変わらずの面々で!!

2005 / 07 / 末 プロ演奏

ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラコンサート
第11回名古屋公演


愛知県芸術劇場コンサートホール

指揮:大友 直人
プレトーク:三枝 成彰
ソプラノ:佐藤 しのぶ / 並河 寿美
テノール:佐野 成宏

演奏:ジャパン・ヴィルトォオーゾ・ジャパン・オーケストラ

曲目:
ワーグナー 前奏曲と愛の死 (楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)
チャイコフスキー 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
三枝 成彰 オペラ「Jr.バタフライ」
          第2幕「海が二人を」、「約束して欲しいの」
          第3幕「どんな悲しみよりも・・・」、「遠い昔から」
ドニゼッティ 人知れぬ涙 (愛の妙薬より) ・・・ アンコール
プッチーニ  ある晴れた日に (蝶々夫人より) ・・・ アンコール


 ひさしぶりの演奏会が、佐藤しのぶさんとは運がいい。しかし、もらったチケットとはいえ舞台右手後ろとは・・・オケに関しては問題なく音が聴こえたが、歌い手さんの声は・・・そうそう最近では劇場版Zガンダムで音楽担当をしていた三枝さんのプレトークもさっぱり聴こえなかった。この場所の特典はアーティスト達のスキルが眼前で拝める事だろうか?

 1曲目はよく曲名は耳にする。が、サビの部分しかわからなかった。あぁ〜、この曲かぁ〜である。ワーグナーとくれば重厚な軍隊行進曲未満のイメージが自分にはあるけれど、こんな繊細な音色があるとは・・・。なんでも、この曲はドレスデンを追われたワーグナーをかくまったチューリッヒの富豪で恩人のヴェーゼンドンクの妻マティルデと深い仲になったのを元に作った曲らしい。さすが、肉欲には歯止めの効かない音楽界の住人(古今東西老若男女)!これを愛とテーマつけているのはすごいが、反対の見方では畜生のようだ。いいねぇ〜人間こうでなくちゃ!

 2曲目はチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」。ロミオではないのか?ま、綴りと発音の関係は日本人には、いや自分には難しい。この曲はサビの部分は聴けば誰でもあぁ〜と思うのではないでしょうか?結構CMやTVに使われていたりするしね。自分のシートからはシンバルのお兄さんがすばらしい!自分とは対照的な細身で華奢な体いっぱいを使ってシンバルを打っていた。普段は何かと注目しにくいパーカッションの技をしっかり見させてもらった。

 休憩を挟んで、2ステの前に三枝さんのプレトークが相変わらず聴こえない。やっぱり場所が悪い!S席やA席でも2人分ぐらいなら空席があるので移ろうかとも思ったが、身軽に動けなった。2ステはプッチーニの「蝶々夫人」から抜粋でやるものと思い込んでいたのだが違った。パンフをよく見るとJr.が付いている??ピンカートンと蝶々夫人の息子ジュニア・バタフライ(J・B)とその妻ナオミの愛情を三枝さんの手によって表された続編なのだそうだ。歌詞やストーリーが電光掲示によってサポートされていたが読めなかったので残念。一度このJ・Bの話を全て観てみたい。抜粋だったので、ストーリーがいきなり跳んでいたのもあるのだろう?!自分が近現代の人の作品を見たいと思うのは珍しい。曲は、コーヒーのCMに三枝さんが出ていた時にも使われていたような気がする。が、しかし不満なメロディーだ。同じ三枝さんがらみのZガンダムなどでは曲の盛り上がり(高揚感?)が最後まで気分を良くしてくれるのだが(アニメと一緒にするなって?)、悲しいストーリーに対する日本人の(やや)負のメンタルが働くようで、悲しみへのメロディーの抑揚が途中で気分の悪い調へ変わっていく!日本人の合唱曲にはよく見られるよね!こういうの(ってどういうの?)。

 しかし、ひさしぶりに聴いたのがすばらしいオケでよかった。プロの演奏でも、笑うしかないような演奏って日常に近いぐらいあるけど、今回は良かった。大友先生の指揮も!自分が舞台に載っていたら、気持ち良く引っ張ってもらえれるようなすばらしい指揮だった。これが見れたので、この席でも結果OKでした。

 そうそう、この演奏会でもいた。ブラボー屋が!やつらと演奏が終わった瞬間に1番拍手を狙ってる輩がうざい!銃殺モノだ!演奏が終わって歌い手やオケの、ホールに残る余韻が楽しめないじゃないかっ(怒)。奴等は手に負えない!なんでって?奴等は素人ではない。音楽をたしなんでいる奴が叫びやがる。曲の雰囲気や演奏会のテーマに合せて判断してほしい・・・けど無理だよね、それが奴らの唯一の存在意義だから・・・やっぱり死んでくれっだな、今の時代!



Index / Contact me



Copy right 2005 Studio Nikudango. All rights reserved.